下町おじさんの日記

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薄っぺらい人間のままじゃ嫌なんだ

社会人になり、文章を書く機会が急増した。組織内のチャット、社外とのメール、新規事業の企画書、顧客向けの提案書...

友人や家族などの仲の良い人でさえも、伝えたいことが伝わらなかったり、何を言いたいのかが分からなかったりすることがあるのにもかかわらず、様々な思惑があり、駆け引きが常に行われ、瞬時に言葉のわずかな表現や伝え方を考えなければいけないビジネスの世界でのコミュニケーションなんてできるんだろうか。

そんなことを考えながらも社会人をかれこれ3年程やってきたが、何とかなるもんである。ビジネスの世界では文書の書き方もや進め方も議論すべき観点とかほとんど決まったテンプレート的なものが存在するからだ。

 

ただ自分には何かが足りない。面白い人、仕事ができる人、周りの友人や上司、顧客を見て悶々としていた。この人いいなと感じる人は、知識が豊富で違った角度からの意見やコメントをしたり、一緒にいる相手に合わせた適切な表現をしている。もっと会話に厚みを持たせて、相手の興味を引くにはどうすればいいのか。相手との会話をこれまで以上に楽しむためにはどうすればいいのか。より良い信頼関係を築いて行くにはどうすればいいのか。

 

たぶんだけど、マインドセット的なこと、知識・経験量的なことと2つの課題があるんだと思う。マインドセット的なものは何かしら本を読んで、客観的な視点で自分を見つめ直すなり、経験を積み重ねることで自分の思考をブラッシュアップしていきたいと思う。

知識・経験量的なことは質を大切にしたいと思う。これまでの生き方を振り返れば大学生から社会人になって、美味しいものを食べたり、美味しい酒を飲んだり、楽しい旅行やアクティビティなどの経験をしても、その場の気分の高揚と思い出と大量の写真が残るのみである。

別にその行為自体を否定したい訳ではない。楽しいと美味しいと簡単な表現で済ませるのではなく、もっともっとできることがあるんじゃないかなと。その場でもっと感情を自分の言葉として表現できるようになるべきだと思うし、美味しい食べ物や飲み物を味わう、もしくは思い出として語り合うための表現があるのではないかと思うのだ。

 

ということで。ブログを書き始めたいと思う。大量の情報や経験が右から左に流れないように、自分の頭で考えて、自分の言葉で表現し、自分を成長させるための記録を残していきたいと思う。